歯科技工士が電動歯ブラシを比較した結果!

 

 

 

当サイトを見てくださってありがとうございます!

 

管理人の歯科技工士タカハシと申します。

 

 

 

 

現場で患者さんのお口の中を見ると歯磨きがしっかりと出来ている方と
出来ていない方がいるのですが、手磨きでなかなか上手く磨けないという人は
一度電動歯ブラシを使ってみてほしい」というのが私の本音です。

 

何でかと言うとどんなに頑張っても手磨きだと歯の細部まで磨くのには限界があり
その細部のところに歯垢はたまりやすく菌も繁殖しやすいです。

 

しかし電動歯ブラシは通常の歯ブラシに比べて高価で数万円するものもあり
なかなか購入に踏み出しづらいというのも本音だと思います。

 

こちらのサイトで電動歯ブラシのメリットや特徴ごとに比較していますので
今の自分に合った電動歯ブラシを見つけてもらえれば嬉しいです!

 

 

比較する電動歯ブラシの特徴を紹介

 

今回は日本でも特に人気の3種類の電動歯ブラシを比較したいと思います。

 

それぞれの特徴を簡単に説明していきますね!

 

 

超音波式電動歯ブラシとして特許も取得している技術で
口の中の歯垢をかき出すことができるフィリップスのソニックケアーシリーズです。

 

最大の特徴は名前の通り「超音波」です。

 

ブラシから発生する超音波によって特殊な水流を起こし
ブラシが届きにくい歯周ポケットの汚れも落とすことができます。

 

また超音波によって歯周病の細菌を殺すことでき
その効果は数多くの論文によって立証されています。

 

 

技術大国ドイツのメーカーで作られた回転式のブラウンオーラルBです。

 

特徴は丸い形のブラシが回転して物理的な力で汚れをかき出す仕組み
おすすめしている歯科医も多く世界的には1番売れているメーカーでもあります。

 

替えブラシが豊富で1本1本細部まで丁寧に磨くことができるし
なにより耐久性が高く防水なので丸洗いできるのも嬉しいです。

 

加圧ストッパーが付いているので歯の摩耗を防いで
知覚過敏の防止にも繋がります。

 

 

「日本人のための電動歯ブラシ」がコンセプトのパナソニックのドルツです。

 

特徴としては小さいということと、音波式ということです。

 

大きさは海外のメーカーと比べて本体もブラシの部分も小さ目に設計されていますので
奥歯にも入りやすく軽いのでとても取り扱いしやすいです。

特に女性の口は小さいので「ブラシが多きすぎて入らない」ということがありません。

 

音波式ですが超音波と仕組みはほとんど同じですが
振動数は超音波に比べて少ないのでパワーでは超音波に負けます。

 

しかし動揺がある歯や出血がしやすい人にはパワーが少な目なので
磨きやすいかと思います。

 

 

人気順で比較

 

 

どの種類の電動歯ブラシが一番人気なのか?知りたいですよね。

 

以下の数値は業界でどのくらいのシェアがあるのか調べた結果になります。

 

日本での人気順(売り上げ順)

 

フィリップス 42.0%
パナソニック 36.6%
ブラウン   11.6%

4位 オムロン   3.5%
5位 TOMORROW LINE 1.7%

 

世界での人気順(売り上げ順)

 

ブラウン 70%
フィリップス 20%

※ドルツの海外での人気は不明

 

世界的に見ると歯垢除去率が高いというブランドイメージが強いブラウンが人気ですが
日本だと歯周病に効果があるフィリップスが人気のようですね。

 

ちなみに日本人の成人の8割は歯周病にかかっていると言われているので
歯周病予防のためにフィリップスを選ぶ方が多いように思います。

 

 

超音波式、音波式、回転式で比較

 

それぞれの駆動形式ごとのメリット、デメリットをまとめてみました!

 

超音波式

メリット

超音波水流で口の中の歯垢を一気に落とせる
歯周病の細菌を攻撃できる

 

デメリット

口を閉じてないと唾液が飛び散る
初めてだと超音波がくつぐったく感じる

 

 

音波式

メリット

超音波式よりも刺激が少ない
動揺がある歯でも安心して磨ける

 

デメリット

超音波よりもパワーが少ない
口を閉じてないと唾液が飛び散る(超音波式と同じ)

 

 

回転式

メリット

1本1本丁寧に磨ける
物理的に汚れを落とすので磨いてる感はある
細部までしっかりと磨ける

 

デメリット

音がうるさい
ブラシの消耗が早い
歯の動揺や出血しやすい人には不向き

 

 

歯垢除去率で比較

 

なんだかんだ言って一番需要なのは歯垢が除去できるか?ですよね。

 

一応ブラウンが歯石除去率No.1ということを言っていますが
赤染めの結果だとドルツはやや劣りますがブラウンとフィリップスではあまり変わらないと思います。

 

※赤染めとは歯医者で使う歯の汚れがわかる赤い薬のことです。

 

ただ細かいところまで磨けるという点では
ブラウンはブラシの種類も多いしポイントは高いですね!

 

この歯垢除去の部分で比べるのは難しく
ほんと超音波式か回転式かの好みによるというのが正直なところです。

 

 

磨きやすさで比較

 

普段のゴシゴシ磨いている歯磨きに慣れているなら
回転式のブラウンが使いやすいかと思います。

 

物理的に汚れを落とすという部分では似ていますからね!

 

ただドルツも磨きやすいさで言えば評価は高く
特に日本人向けに設計されたデザインは使いやすいと思います。

 

ただ音波式なので超音波式のドルツがあれば欲しいですよね〜
※超音波はフィリップスの特許なので現実的に無理

 

日本人だったらドルツが一番磨きやすく
特にブラシのヘッドが小さいので奥歯は磨きやすいです。

 

海外メーカーはヘッドが大きいのが難点ですね。

 

 

価格で比較

 

性能が良くても価格によっては躊躇してしまいますよね。

 

そこで各メーカーの最上位モデル(2015年)を価格順に並べて行きたいと思います!

 

ブラウン オーラルB プラチナ・ブラック7000 D365356X

 

 

 

\15,800円

 

 

 

パナソニック ドルツ EW-DE54-K

 

 

 

\20、259円

 

 

 

フィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン HX9308/80

 

 

 

\26、400円 

 

 

 

 

 

 

 

価格で言えばブラウンが一番安いですね(最上位モデル)

 

フィリップスとの差が1万円くらいあるのですが
やはり超音波だとパーツとかのコストが高いのかな?という印象ですね。

 

一方、回転式は簡単に言えばブラシが駆動式になっただけなので
そこまで高いパーツなどは使っていないのかな?という感じですね。

 

価格によって悪い良いというわけではありませんが
ここはお財布との相談ですね!

 

寿命で比較

 

寿命と言ってもバッテリーの寿命で比較してみたいと思います。

 

バッテリー充電は回数が多くなれば遅かれ早かれ必ずダメになってしまいます。
気が付いたらもう充電が無い!なんてこともありますので
どのメーカーの電動歯ブラシがバッテリー寿命が長いのか紹介していきたいと思います!

 

フィリップス ソニックケアー ダイヤモンドクリーン

 

 

 

リチウムイオン電池を使用

 

 

 

ブラウン オーラルB プラチナ

 

 

 

ニッケル水素電池を使用

 

 

 

パナソニック ドルツ

 

 

 

ニッケル水素電池を使用

 

 

 

 

 

 

 

バッテリーの寿命で言えばリチウムイオン電池の方が長く
ニッケル水素電池はパワーがある分寿命が短い
のが難点ですね。

 

一般的にリチウムイオン電池は500回ほど充電可能で
自己放電による容量低下も少ないです。

 

毎日使っているのであれば5年くらいは持つみたいです。
ただリチウムイオン電池は価格が高いので製品の価格も高くなってしまうのが難点です!

 

 

歯科技工士がおすすめする電動歯ブラシ

 

今まで色々な条件で比較してきましたが
すべてが完璧な電動歯ブラシはもちろんありません。

 

必ずメリットがあればデメリットが存在し
自分に合っているのはどれか?」で最終的には判断しないといけません。

 

そこで私なりに、どんな人にどんな電動歯ブラシがおすすめなのか紹介したいと思います!

 

 

歯周病対策に電動歯ブラシを購入したい

 

この悩みを持っている人はフィリップスの超音波式電動歯ブラシをオススメします。

 

もちろん歯垢除去率も高いですが、やはり超音波の利点でもある
歯周病の菌に直接攻撃できるメリットは大きいですね。

 

フィリップスが歯周病予防に効果があるのは50以上の研究機関や大学で証明されていますので
そこは安心して使用してもらえればと思います!

 

 

 

歯並びが悪くて歯垢がたまりやすい

 

この場合はブラウンのオーラルBがおすすめですね!

 

ブラウンの最大の特徴でもある丸型回転ブラシが1本1本丁寧に磨くことができるので
歯並びが悪くても確実に歯垢を落とすことができます。

 

ブラシのバリエーションも多いので細部まで歯磨きでき
歯に汚れが溜まりやすい人には効果の高い歯ブラシ
かと思います。

 

世界最高峰の技術は伊達じゃありませんね!

 

 

 

歯に動揺があったり歯肉が出血しやすい

 

この状態の場合はあまり刺激を与えない方がいいので
パワーがあまり大きくないパナソニックのドルツがおすすめですね!

 

歯に動揺があったり歯肉が出血しやすかったりすると海外製の電動歯ブラシだとパワーが強すぎるので
動揺や出血を誘発しやすくなるのであまりおすすめできません。

 

 

しかしドルツは超音波式や回転式に比べて音波式なので刺激は少なく
あと日本人向けのデザインになっていますので、ヘッドも小さくて奥歯を磨きやすく持ちやすいです。

 

替えのブラシが安いのでコスパが良いのもメリットですよ。

 

日本人のために作られた電動歯ブラシなので
「初めて電動歯ブラシ使うんだけど・・」という人にもおすすめかと思いますね!